特集
本のこと | 2018.05.30

靴のおはなし、ご感想いただきました!


 
 様々な切り口で綴られる、靴のおはなし。とても楽しく、あっという間に読み終えました。
 僕も、昔から靴が大好きです。悩みに悩んで決めた、新しい靴に足を入れる時の喜び。服も好きですが、靴への思いは特別です。ただ、その特別な思いはどこから来るのだろう、と思っていました。この本を読んで、その思いの鍵を見つけたような気がします。
 新しい靴を手に入れて、自分の目の高さに持ち、ゆっくりグルリと回しながら、その形、色、デザインを愛でる。そして、地面に置き、履く。愛してやまないそれは、その日から、何があるか分からない地面に着いて、僕を運ぶ。
 モノを擬人化するのは好きではないのですが、お気に入りの靴が並ぶシュークローゼットを開けて、ニヤついてる(であろう)自分と靴との関係は、モノ以上の感情なのだ、とこの本で気付きました。
 詩、エッセイ、小説で語られる、靴と、人。読んだ日から、足取りが軽くなりますよ。

FM802 DJ 中島ヒロト
 


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