特集
靴のうた | 2019.09.23

靴のうた -第18回- 足のマッサージ


靴にまつわる短歌と小さなエッセイをご紹介する、「靴のうた」。
私の足と靴。どうぞ、ご覧ください。
 
 


会社では裸足になつたことはなく巻き爪のままときをり走る

本多真弓『猫は踏まずに』

 

 みなさん、ようやく秋らしくなってきました。この夏、少しはお休みがとれましたか? ちばさとは、小論文の個別指導、陸上部合宿、短歌の取材など、毎日何かしらの仕事があり、「何もない一日」は2日だけでした。
 でも、そのわずかな完全休業日に、特別なことをしました。朝ゆっくり食事したあと、急に思いたってマッサージに行ったのです。
「今日はお休みですか?」
「はい。何もない完全な休日なんです」
 マッサージの先生は「じゃ、せっかくだから特別なことをしてあげましょう」と、足のマッサージをしてくれました。
 いつもは短時間、肩をもんでもらいます。足のマッサージは初めて!
「首や肩が凝ったからといって、首や肩だけをもんでいてはダメなんですよ。足のほうからじっくりとほぐすことが、体ぜんたいを整えることにつながるんです」
 先生は微笑みながら足の裏、ふくらはぎ、膝のあたり、太腿、すべてをマッサージしてくれました。人前で裸足をさらすことが、なんだか新鮮でした。そして、なにより、超、痛かった!
 いつも生活をささえてくれる靴さん、ありがとう。
 その靴の中でがんばっている足さんも、ありがとう。

 
選歌・エッセイ 千葉 聡

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